- (サイト作成やサーバー移転の際)サイトが表示されない・メールが届かない
- 外部サービス(BASE・Shopifyなど)との独自ドメイン接続がうまくいかない(DNSレコード設定)
こういったケースでは、ネームサーバーやDNSレコード設定が原因(設定内容の誤りなど)の可能性があるため、設定の確認が必要です。
この記事では、ラッコドメインを利用している方向けに、現在のネームサーバー情報やDNSレコードの確認方法、反映状況のチェック手順まで、トラブル時にも役立つ情報をわかりやすく解説します。
目次
ネームサーバー情報の確認方法
ドメインに設定されているネームサーバー情報は、以下の手順で確認頂けます。
参考:ネームサーバー変更方法
ネームサーバーが反映されていない?と思った時の確認方法
ネームサーバー情報を変更した場合、基本的には即時反映されますが、
以下のようなケースでは反映が遅延する(すぐに反映されない)場合があります。
- 上位レジストラによるメンテナンス中(ネームサーバー変更時に「受付」と表示される)
- 新規取得直後のドメイン
- JPドメイン(10分周期で反映)
変更したのに反映されていない?と思った時は、
WHOIS情報検索でドメイン名を検索することで、現在設定されているネームサーバー情報を取得することができます。
ドメイン名を入力して検索→検索結果の「Name Server:」に続く部分が現在反映されているネームサーバー情報です。
DNSレコードの確認方法
ドメインに設定されているDNSレコードを調べたい場合、まずはドメインのネームサーバー(=ドメインがどのDNSを利用しているか)をご確認ください。
設定中のネームサーバーによって、確認方法が異なります。
ネームサーバーがラッコDNS(01~04.dnsv.jp)の場合
ラッコDNSの設定画面上で、現在の設定値をご確認頂けます。
ドメインの現在のネームサーバー設定が01.dnsv.jp/02.dnsv.jp/03.dnsv.jp/04.dnsv.jp
(ラッコDNSの情報)でない場合、ラッコDNS設定画面上では現在の設定値を確認できません。ご利用のネームサーバーの提供元(レンタルサーバーなど)で現在のレコード設定値をご確認ください。
※ラッコDNSのネームサーバーが設定されたドメインのみ、ラッコDNS設定画面上の表示=現在の設定値となります
ネームサーバーがラッコDNS以外の場合
ご利用のネームサーバーの提供元(レンタルサーバーなど)で、DNSレコード設定をご確認ください。
DNSレコードが反映されていない?と思った時の確認方法
以下のようなケースではDNSレコード確認ツール(ラッコツールズ)を使うと、より正確な情報が分かります。
- レコード変更後に反映されたかどうか確認したい(Googleサーチコンソールのドメイン認証を行った時など)
- 特定のレコードタイプ(例:TXT、MX)を個別に確認したい
DNSレコード確認(ラッコツールズ)の使い方
①ドメイン名を入力
②確認したいレコードタイプを選択する
※「ANY(すべてのレコードを見る)」:DNSサーバーによっては全てのレコードを取得できない場合があるため、レコードタイプを個別で選択することを推奨します
「確認する」ボタンを押すと、Non-authoritative answer:
以下に、取得内容が表示されます(取得モード「Nslookup」の場合)。
NslookupとDigでは、出力の詳細さ・表示方法が異なります。
例:Aレコードだけ見たい、MXの有無を見たい、という軽い確認
初めてDNSを触る人、設定の結果だけ知りたい人に向いています。
TTLの確認、権威サーバーの応答状況、各セクションの情報を見たいときに便利です。Webサービスやメールの設定検証など、より正確さが必要な場面向きです。