

co.jpは、日本国内で登記された会社だけが取得できる、企業向けの信頼性が高いドメインです。
1組織につき1つしか持てないという厳格なルールがあるため、「登記済みの日本法人である」という事実そのものの証明になります。
この記事では、これから法人を設立する方に向けて、co.jpの意味と取得条件、.jpや.comとの違い、料金、そして会社設立の準備中でもドメインを確保できる「仮登録制度」までを順番に解説します。

co.jpドメインとは?意味と略称をわかりやすく解説

co.jpは、日本国内で登記された会社(営利法人)だけが登録できるドメインです。
正式には「属性型JPドメイン名」と呼ばれるjpドメインの一種で、セカンドレベルの「co」が組織の種別(企業)を表しています。
co.jpの「co」は何の略?
coは「commercial(商用の・営利の)」の略です。
末尾の「jp」は日本(Japan)を表す国別のコードなので、co.jpは「日本の営利企業」を意味するドメイン名になります。
同じ属性型JPドメインには、財団法人や社団法人などが使うor.jp、大学などが使うac.jp、政府機関が使うgo.jpなどがあり、それぞれ登録できる組織が決まっています(参考:JPRS JPドメイン名の種類)。

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日本国内の企業であることを証明する信頼のドメイン名
co.jpの価値は、「登記済みの日本法人しか取得できない」という仕組みそのものにあります。
誰でも自由に取得できるドメインと違い、co.jpは登録の時点で法人であることが確認されます。
そのため、取引先や顧客に対して「実体のある日本企業だ」という安心感を示せます。
実際にGoogle検索でも「co.jp とは」は月に約260回、「co.jpと.jpの違い」も月に約110回検索されており(ラッコキーワード調べ)、co.jpの意味や違いを確かめる人が一定数いることがわかります。
企業がco.jpドメインを取得・登録するメリット

co.jpを取得する主なメリットは、信頼性・実体証明・希少な文字列の3つです。
それぞれ順番に見ていきます。
1. 取引先や顧客からの信用力・信頼性が圧倒的に高い
co.jpは、企業のコーポレートサイトのドメインとして最も多く使われています。
co.jpの登録・管理を行うJPRS(日本レジストリサービス)によると、上場企業の97%がco.jpを登録しています(参考:JPRS 日本のドメイン名「.jp」)。
大企業のほとんどが採用しているドメインだからこそ、co.jpを使うだけで「きちんとした会社」という印象につながります。
2. 企業としての実体証明になり、セキュリティ面の安心感を与えられる
co.jpは1組織につき1つしか登録できません。
この「1組織1ドメイン名」の原則があるため、co.jpを持っていること自体が、実在する登記法人である証明になります。
フィッシング詐欺のように企業になりすます偽サイトは、この条件を満たせないためco.jpを取得できません。
メールアドレスや問い合わせフォームをco.jpで統一すれば、受け取る側も「本物の企業からの連絡だ」と判断しやすくなります。
3. 短くて覚えやすい文字列がまだ残っている可能性がある
co.jpは登録できる組織が限られるため、.comなどに比べて登録数が少なく、短く覚えやすい文字列が残っている場合があります。
会社名やサービス名をそのまま使えるドメインは、名刺やメールアドレスでも読みやすく、ブランドの資産になります。

希望する文字列で取得できるかは、ラッコドメインの検索窓で今すぐ調べられます。
【比較】co.jpと「.com」「.jp」など他ドメインとの違い

co.jp・.jp・.comは、登録できる人と取得できる個数、日本企業のイメージの強さが違います。
ビジネス用に選ぶなら、この違いを理解しておくと迷いません。

.jp(汎用JPドメイン)との違い
.jpは、日本国内に住所があれば個人でも企業でも取得でき、1つの組織でいくつでも登録できます。
「日本向けのサイト」であることは示せますが、co.jpのような「登記法人だけ」という制限はありません。
そのため、法人としての実体を強く打ち出したいならco.jp、複数のブランドサイトを柔軟に運用したいなら.jp、という使い分けになります。

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.com(分野別トップレベルドメイン)との違い
.comは、企業・個人を問わず世界中の誰でも、いくつでも取得できるドメインです。
世界で最も登録数が多く、2025年末時点で約1億6,100万件が登録されています(参考:Verisign Domain Name Industry Brief(2025年第4四半期))。
知名度が高く海外にも通用する反面、日本企業であることや法人であることは示せません。
国内のBtoB企業が信頼性を優先するならco.jp、グローバル展開や汎用性を重視するなら.com、と考えるとわかりやすいです。
コンサルタントなどBtoBビジネスには「co.jp」が最適な理由
取引先が企業中心のBtoBビジネスでは、co.jpの「登記法人だけ」という信頼性が特に効きます。
創業間もない会社は実績がまだ少なく、信用力の担保が課題になりがちです。
co.jpのメールアドレスやサイトURLは、その一点で「実在する日本法人」を伝えられるため、初対面の取引先からの信頼を得やすくなります。
co.jpドメインの厳格な取得条件と料金相場

co.jpの取得条件は「登記済みの日本法人であること」と「1組織1つまで」の2点です。
料金は年間数千円で、TLDによって差があります。
取得条件1:日本国内で登記された法人のみ
co.jpを登録できるのは、日本国内で登記を行っている会社です。
具体的には、株式会社・有限会社・合同会社・合名会社・合資会社・相互会社などが対象になります(参考:JPRS JPドメイン名の種類)。
信用金庫や信用組合、日本で登記した外国会社なども登録できます。
個人事業主・フリーランスはco.jpを取得できません。法人格がない場合は.jpや.comなどを選ぶことになります。
取得条件2:「1組織1ドメイン名」の原則
co.jpは1つの組織につき1つしか登録できません(1組織1ドメイン名の原則)。
属性型JPドメインを、より多くの組織に公平に行き渡らせるためのルールです(参考:JPRS JPドメイン名の種類)。
そのため、会社名やサービス名のどれをドメインにするかは、取得前によく検討しておく必要があります。

ドメイン名の考え方はドメイン名の決め方を解説した記事でくわしく紹介しています。
維持費はいくら?初期登録料金と更新費用
co.jpの料金は、たとえばラッコドメインでは新規登録(1年目)5,148円、更新5,148円/年です(税込・2026/8時点)。
ほかの主要なドメインと比べると、料金は次のようになります。
- co.jp:新規登録 5,148円/更新 5,148円/年
- .jp:新規登録 2,838円/更新 3,278円/年
- .com:新規登録 1,738円/更新 1,958円/年
co.jpは登録条件が厳しく審査もあるぶん、.comや.jpよりやや高めに設定されています。
とはいえ年間5,000円台で、企業の信頼性を示せるドメインを維持できると考えれば、コスト面のハードルは高くありません。
料金はサービスによって差があるため、取得前に各社の最新料金を確認しておくと安心です。
ドメインは1年ごとの更新が必要です。更新を忘れるとサイトやメールが使えなくなるため、自動更新の設定がおすすめです。
更新料の考え方はドメイン更新料の相場を解説した記事でも取り上げています。
会社設立準備中でも取得可能!co.jpの「仮登録制度」とは

co.jpには、会社の設立前でもドメインを確保できる「仮登録」の制度があります。
登記が完了していない準備中の段階から申請でき、法人設立の6か月前から利用できます(参考:JPRS JPドメイン名の種類)。

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登記前(準備中)にドメインを確保するメリットとスケジュールの逆算
仮登録の最大のメリットは、希望する文字列を設立前に確保できることです。
co.jpは早い者勝ちのため、社名が決まった段階で押さえておけば、設立時に「使いたいドメインが取られていた」という事態を防げます。
仮登録の期間中も通常の登録と同じようにサイトやメールを使えるので、設立に合わせて名刺・会社案内・コーポレートサイトを前もって準備できます。

仮登録の申請条件と「6ヶ月以内」の期限について
仮登録は、会社設立のおおむね6か月前から申請できます。
そして、取得後6か月以内に法人を設立し、本登録を完了させる必要があります。
この期限内に本登録が行われないと、ドメインは自動的に廃止されます(参考:JPRS 設立準備中の企業等におけるCO.JPドメイン名などの運用について)。
仮登録のまま6か月を過ぎて本登録しないと、確保したドメインは失われます。設立予定日から逆算して申請時期を決めましょう。
仮登録から法人登記後の本登録までの具体的な手続きの流れ
仮登録から本登録までの流れは、大きく次の3ステップです。
STEP1:希望するco.jpドメインを仮登録で申請する
会社名やサービス名が固まったら、希望の文字列で仮登録を申請します。
設立予定日の6か月前から申請できます。
STEP2:会社を設立し、登記を完了する
仮登録から6か月以内に法人を設立し、登記を済ませます。
この間もサイトやメールでドメインを使えます。
STEP3:登記情報をもとに本登録を行う
登記が完了したら、期限内に本登録の手続きを行います。
本登録が完了すると、co.jpが正式にあなたの会社のドメインになります。
co.jpドメインの取得・申請の手順とおすすめサービス

co.jpの取得は、空き状況の確認・サービス選び・申請の3ステップで進みます。
希望するドメイン名の空き状況を検索する
最初に、使いたい文字列が空いているかを確認します。
co.jpは1組織1つ・早い者勝ちのため、社名が決まったら早めにチェックしておくと安心です。
空き状況はラッコドメインなどの検索窓に希望の文字列を入れるだけで確認できます。
おすすめのドメイン登録・管理サービス3選
co.jpは複数のサービスで取得できます。
選ぶときは、料金・仮登録の対応・管理画面の使いやすさを比べるとよいです。
これから会社のサイトやメールをまとめて用意するなら、ドメイン取得からサーバー・WordPress設置までを一括でそろえられるサービスが便利です。

サーバーとまとめて始める(ラッコサーバー かんたんブログスタート)
ドメイン単体で取得・管理したい場合は、co.jpの仮登録に対応したラッコドメインで手続きできます。
取得先の選び方はドメイン取得先の選び方を解説した記事も参考にしてください。
必要な情報を入力して申請・登録を完了する
取得するサービスが決まったら、会社情報などの必要事項を入力して申請します。
co.jpは登録内容の審査があり、完了までにおおむね5〜10営業日ほどかかる場合があります。
審査を通過すると、co.jpドメインが正式に登録されます。
co.jpドメインに関するよくある質問

個人事業主やフリーランスでもco.jpドメインは取得できる?
co.jpの登録には法人格が必要なため、個人事業主やフリーランスは対象外です。
この場合は、個人でも取得できる.jpや.comを選ぶか、法人化のタイミングでco.jpを検討するとよいです。
将来会社名を変更した場合、ドメイン名も変えられる?
社名を変えても、取得済みのco.jpの文字列自体は変更できません。
新しい社名でドメインを使いたい場合は、別途新しいco.jpを取得し直す形になります。
1組織1ドメインの原則があるため、切り替えの手続きについては取得サービスに確認しておくと安心です。
複数のco.jpドメインを取得する例外はある?
1組織1ドメイン名が原則ですが、その例外として、同じ組織で複数のドメイン名の登録(登録済みドメイン名の継続利用)を可能にする制度があります(参考:JPRS JPドメイン名の種類)。
合併などで既存のco.jpを引き継ぐケースが該当します。
詳しい条件は取得サービスやJPRSで確認してください。
まとめ

co.jpは、日本の登記法人だけが取得できる信頼性の高いドメインです。
取得を検討するうえでのポイントを整理します。
- co.jpの「co」はcommercial(営利)の略。日本の登記法人だけが取得できる
- 上場企業の97%が登録(JPRS調べ)。実体証明と信頼性が最大のメリット
- 取得条件は「登記済みの日本法人」かつ「1組織1つ」。個人事業主は取得不可
- 料金は新規登録・更新とも年5,148円(ラッコドメイン・税込・2026/8時点)
- 設立6か月前から使える「仮登録制度」で、登記前でもドメインを確保できる
自社がBtoBで信頼性を重視するなら、co.jpは有力な選択肢です。
希望する文字列は早い者勝ちのため、社名が固まったら空き状況の確認と仮登録から動き出すのがおすすめです。







